- 鼻孔の変形に対する修正
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以前にもう8年前に小鼻縮小(外側)を二回と耳軟骨移植の手術を受けました。しかしやりすぎた為か?鼻孔が非対称なり右側は上を向いてしまい左に比べて大きく正面から見ても目立ちます。その修正と小鼻の広がりがまだ改善されないままで何のために三回も手術したのか本当にすごく悩んでおります。どのような手術法になりますか?
A
鼻孔縁の修正のお問い合わせですが、鼻孔縁形成術で修正が可能な場合があります。小鼻の広がりについては再度鼻翼縮小術が可能かどうか、診察をおこない判断することになりそうです。
鼻中隔延長術によって、鼻孔縁の形態を変化させる、鼻翼をスッキリとさせてことも可能な場合があります。
現状を拝見させていただけると具体的な提案が可能です。
- 鼻先に高さ、長さが欲しい
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昨年末に15年程入れていたプロテーゼを除去し、耳の軟骨を筋膜で包んだ自己組織に入れ替えをしました。半年以上が経ち、ほぼ完成の状態だと思うのですが、鼻筋下部と鼻先にもう少し高さと長さが欲しいです。異物は嫌なので、また軟骨で追加という形で修正をして頂くことは可能でしょうか?可能な場合は、軟骨をどの様に加工されますか?鼻筋下部に追加で入れて頂く場合、板状の加工でも将来的に変形等はおきないものなのでしょうか? 自己組織でも鼻先の皮膚が薄くなって、透けたり飛び出したりする事もありますか?テーピング期間は何日位になりますか?自分で取ることはできますでしょうか?
A
プロテーゼを除去し軟骨と筋膜で形成した後に、鼻先の高さを加え、下方向にも延長する術式は、鼻中隔延長術という方法で可能です。
耳の軟骨がすでに使用されているようですので、肋軟骨を用い、鼻先から鼻背部までも高くすることができます。
可能性は低いのですが、どのような手術にも将来的に変形するというリスクはございます。
もしも変形をきたした場合には、修正手術で対応いたします。
軟骨でも鼻先を無理して高くすると皮膚は薄くなります。
ただし内部に異物がなく、血行のある自家組織なので、露出するなどのリスクは少ないと考えております。
手術後は通常5日間ギプス、テープ固定を行います。
ご自分で除去することはできませんので、ご来院していただいております。
- 鼻翼縮小術の経過について
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鼻翼縮小術に興味を持っているのですが、抜糸までの期間中、糸はどれくらい目立つのでしょうか?マスクなどで隠さないと目立ちますか?
A.
鼻翼縮小術には内側法と外側法があります。
腫れや内出血などはあまりない手術です。
縫合する糸は、極細いものですが、かさぶた等も付着すると少し気になります。
内側法の場合、鼻の穴の入口あたりのみ細い糸で縫合しますので、それほど近くで見ない限り目立ちません。
外側法の場合は、鼻翼の外側まで縫合しますので、多少目立つかもしれません。
マスクを着けていれば問題ありませんが、抜糸までの4-5日お休みがあると安心かもしれません。
- 小鼻の大きさを小さくしたい
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鼻筋は通っているのですが、小鼻が広がっているので笑うときに気にしてしまって思いっきり笑えません。鼻筋をそのままに小鼻をきゅっと小さくすることはできますか?
A
小鼻の広がりを改善させる方法としては鼻翼縮小術が適応になります。
鼻筋は手をつけず小鼻のみを小さくすることは鼻翼縮小術によって結果がしっかりと得られます。
ただし鼻翼縮小術を行うことで鼻翼が小さくなりますが、相対的に鼻先が太く見えるようになることはあり得ます。
大きく変化させたい場合は鼻翼縮小術(外側法)が適応になります、幅を狭くしたいということであれば鼻翼縮小術(内側法)で十分効果が期待されます。
- 鼻整形の失敗について
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小鼻が張っていたため、鼻翼縮小の手術をしました。
元々微妙に左右の小鼻の広がり方が非対称でしたが、術後明らかに左右の鼻のバランスがおかしくなりました(鼻の穴の大きさも違います。)右の鼻がつぶれているような感じですごく嫌です。
再度手術をして治せるのでしょうか?
一度失敗したものがもとの希望通りに修正できるのでしょうか?
A
鼻翼縮小術後の左右差については、再度鼻翼縮小術をおこなうことで修正が可能な場合もございます。
組織を切除しすぎで変形しているとしたら元に戻す手術は難しいかもしれません。
潰れた感じは鼻翼を引き締め、鼻翼の立ち上がりを形成することで改善する可能性があります。
- プロテーゼを1年半前に入れました。
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1年半前に鼻にプロテーゼを挿入しました。
最近になって鼻の先が丸くなってきたような気がします。
鼻尖縮小を考えていますが、プロテーゼを入れた後に鼻尖縮小の施術を受けることはできるのでしょうか?また、プロテーゼを入れてから鼻先が丸くなるといった経年変化はよくあるのでしょうか?
A
プロテーゼを入れている状態でも鼻尖縮小術は行うことができます。
プロテーゼを入れてから鼻先が丸くなることがあるのか?ということですが、考えられる理由として、鼻先にプロテーゼが入ったために、もともと鼻先に存在する鼻翼軟骨が押されて変形し、先端のプロテーゼの脇に鼻翼軟骨が押出されて余計に丸く見えているということは考えられます。
その場合の修正としては、プロテーゼの除去、入れ替え、または加工を行いながら、鼻先へ鼻中隔延長術を行い、より自然な形態に修正する方法があります。
- 鼻筋がなく、ほぼ平らです。
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私はメガネをかけても落ちてくるほど鼻筋がなく平らです。
昔ボクシングをしていた時に鼻の骨を2度折ったことがあるのですが、その時治療のせいか、鼻筋もまがっています。
美容整形で鼻筋をまっすぐにして自然に鼻筋を通すことはできるでしょうか?
A
鼻筋がなく平らということで、隆鼻術によって鼻筋を作ることが可能です。
曲がった鼻筋は整鼻術により真っ直ぐに整えますが、低い場合には隆鼻術のみでもある程度真っ直ぐ見えるように改善ができるかもしれません。
手軽な方法としてはヒアルロン酸などを注入するなどもございます。
プロテーゼを用いた隆鼻術の効果は永続し、形態もより自然で満足度は高いと思われます。
- 10代の鼻整形
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私は16歳の女子高生ですが、鼻尖修正と鼻翼縮小をしようと思ってるんですが、10代で手術をすると将来崩れますか?
プロテーゼを入れたときに後から皮膚から出てくるとか聞いたことがありますが、鼻尖修正と鼻翼修正でもそのような崩れはありますか?A
16歳であれば鼻の成長は大半終わっていると考えます。
現在大きな鼻で悩んでいるのなら、鼻尖縮小術、鼻翼縮小術は良い術式になります。
適切な手術を行えば一度術後に安定した形が崩れることはありません。
プロテーゼを用いた手術を行う場合、皮膚から露出するリスクはゼロではありませんが、異物を用いない鼻尖縮小術、鼻翼縮小術では、結果が経過とともに大きく変わってしまうというリスクは考えにくいと思います。
- 鼻尖縮小という手術をしたけれど…
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私はかなり鼻が低く、思い切って鼻尖縮小の手術を受けました。
気持ち鼻先が少しは高くなったような気がしますが、全く周りには気付かれません。
耳介軟骨を入れる手術はあまりしたくありません。(体のほかの部位から軟骨をもってくるというのが怖いので)耳の軟骨を入れずに鼻先をスッとさせる方法はありますか?
A
鼻が低く丸い場合は、鼻尖縮小術を行うとより一層バランスが悪くなる可能性があります。
スッとした印象を得るには高さが必要と考えます。
低い鼻は高くすることで標準的な(理想的な)鼻の大きさになると考えます。
また高くなることで細くもなりますのでスッと鼻筋が通った印象に近くなります。簡単に鼻先を高くする方法としてはL型プロテーゼを用いる方法がありますが、鼻先の皮膚が薄くなることで露出の危険が増すこと、拘縮で上を向いた形になることがあること、やや人工的に見えることがあるなどの理由から用いておりません。
当院では鼻先を高くしたい場合には自家組織による鼻中隔延長術を用いております。
延長は耳介軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨などを用いますが、耳や肋軟骨に抵抗がある場合は、鼻中隔軟骨を用いる事である程度目的が達成できる可能性があります。
- 鷲鼻にしたいと思っています。
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鼻筋を外国人のようなきれいな鷲鼻にしたいのですが、方法としてはプロテーゼを挿入する手術になりますか?I型やL型のプロテーゼでは、鷲鼻にならないような気がするのですが、そのような手術例があったら教えてください。
A
鷲鼻を形成する術式はやはりプロテーゼを用いる隆鼻術になります。
当院ではL型プロテーゼは用いておりませんので、I型プロテーゼで形成を行います。
シリコンプロテーゼでも可能ですが、当院ではゴアテックスを用いて鷲鼻を作成しています。