最近隆鼻術+小鼻縮小+鼻尖修正を行いました。 1カ月後に同窓会がありますが、友人に気づかれる可能性はありますか?

最近、鼻の整形を行いました。1か月後に高校の同窓会があるのですが、整形したことを気づかれるでしょうか?

一般的に、隆鼻術などの鼻の整形を行った時、腫れはどのぐらいでおさまってくるものでしょうか?

自分の顔に見慣れないせいか何となく不自然さを感じるのですが、完全に腫れがおさまれば、

気にならなくなるものでしょうか?

 

A
鼻の手術後は、通常1週間から10日間程度でほとんどの腫れは引いてしまう印象です。
眉間プロテーゼを用いた場合は若干の浮腫みが1ヶ月程度続くことは稀にあります。
プロテーゼ入れ替え術等の修正の場合は若干長くなる傾向もあります。
組織の浮腫みが落ち着きなじんでくるのに3ヶ月くらいかかる方もいらっしゃいます。
その頃には見慣れてくるのではないでしょうか。
どうしても気になる場合はプロテーゼ入れ替えの手術をお勧めいたします。

 

 

鼻尖修正の術後に関して

1週間前に鼻尖修正の手術を受けました。

軟骨の挿入はしていません。

1週間が経過したため、固定テープを外したのですが、医師にはまだ洗顔を行わないよう指導されています。不衛生で心配になるのですが、このような場合どのように対処するのがベストなのでしょうか?

術後1週間で、顔を横から見ると高さは出ているのですが、一番直ってほしかった鼻尖の細さは術前とまったく変わらないように感じます。

鼻尖修正の術後はどのぐらいで腫れがひき、理想の形となるものなのでしょうか?

A
術後1週間経過し固定テープを外したが洗顔を行ってはいけないと指導されているのなら、その指示をお守りください。
執刀医には責任がありますので、行った術式に適したフォローも指導をすると思います。
必ず執刀医の指示に従った方が良いと思われます。
当院での経過では、テープ除去後はすぐに洗顔が可能です。鼻に負担をかけないように注意して行うよう指示しています。

術後1週間で鼻尖縮小術の効果はまだ分からない時期と思われます。
最低3ヶ月は経過を見た方が良いと思われます。
浮腫み等は6ヶ月程度続くこともあります。

 

他院で行った手術後の鼻先の丸みについて

鼻尖修正の整形をした方の症例を見ると、横から見たときに、鼻の先の部分が丸く盛り上がるようになっている感じがするのですが、鼻尖修正手術を行った方はみなさんそうなるのでしょうか?

 

A 鼻尖を細くした際に横から見ると丸く見える変形をPollybeak変形と呼びます。丸く大きな鼻先を強制的に細くして皮膚を寄せると、どうしても皮膚が余るため鼻先の上の部分が盛り上がってしまいます。この部分を理解した上で手術をしないと、この変形が生じることが少なくないようです。そのような変形を考慮し、私共では鼻尖縮小術(3D法)を行っております。この方法は鼻先に軟骨移植を行うことで余った皮膚を下方向に伸ばすことに利用し、より横からもシャープな印象に鼻先を細くする方法です。この変形が生じた場合の修正術には他にも鼻先上部の盛り上がった部分の皮膚切除をおこなうことで改善させる方法もあります。

 

団子鼻の修正で鼻先のみの整形を考えています。デメリットを教えてください。

私は団子鼻のため、鼻先修正の整形手術を検討しています。 鼻先のみの修正で不自然になったりしますか?また、鼻先のみの修正手術でも鼻の形はすっきりして見えるようになりますか?(すっきり見えるようになったとして、それは元に戻ったりするのでしょうか?)

整形手術後、鼻で息がしづらくなったりするというような生活においてのデメリットがあればお教え願います。鼻先の修正手術だとなんという術式が適応になるのでしょうか?

上記のデメリットが解消されるのであれば、修正手術を検討したいと思います。

 

A
団子鼻の修正については前の手術の影響となりたい理想の鼻の形によって提案される術式が変わるかと思います。

今の鼻先がやや低いために丸く感じる場合、あるいは今の鼻よりも高く細くといった要望の場合、鼻中隔延長術がもっともパワフルに理想を叶える術式となります。

今の鼻の状態が大きいために丸い場合は鼻尖縮小術(3D法)または鼻尖形成術が適応になります。
適切な脂肪の除去や鼻の軟骨の切除、移動などで整えることができます。

鼻の整形手術後に息がしにくくなることはあり得ます。
通常は術後の腫れが収まってくれば通ってきます。
それでも通りにくい場合は、移植軟骨を一部削るなどの手術や、場合によってはspreader graftという軟骨移植手術を行うことで改善を図ることができます。

後戻りに関しては、しっかりと軟骨移植などを行うことで一度完成した形が元に戻るということは考えにくいと思います。
当院ではプチ整形レベルの簡単に戻る手術は行っておりません。

 

鼻のプロテーゼについて

I型プロテーゼとL型の違いについて教えてください。
安全性が高いのはどちらでしょうか?

I型とL型のメリットデメリットはなんでしょうか?

A 
I型プロテーゼは鼻根部から鼻尖手前までをプロテーゼで高くする方法です。
通常鼻先には異物が入りません。
L型プロテーゼは鼻根部から鼻先までプロテーゼが入ります。
安全性の観点からは、I型プロテーゼの方が、鼻先に異物が無い分安全と考えます。
L型プロテーゼは鼻先に異物が入り鼻の高さを高くする、細く見せるため、どうしても鼻先の皮膚が薄くなります。
内部に異物がある状態で皮膚が薄くなると露出の危険性も生じます。
L型プロテーゼは比較的簡単に鼻先まで高くできるという利点があり、慣れた先生が行う限り問題が無いと思われますが、うまく入れないと鼻先が上に上がって見える、不自然に鼻先が尖り過ぎる、鼻の穴が丸くなり、鼻の穴から鼻先までの大きさが強調される、触るとぐらぐら動くなどの問題点も生じることがあります。
当院ではL型プロテーゼは一切用いておりません。
鼻先を高くしたい場合は鼻中隔延長術を選択しています。

 

36 / 3613536