鼻尖縮小術3D法についての質問

鼻尖縮小3D法についてです。
■間に挟む軟骨が一枚では弱そうに思えるのですが、強度は十分にあるのでしょうか?
■吸収や変形の確率は鼻中隔延長と同じぐらいですか?
■長期的に見て鼻が歪む可能性はありますか?
■軟骨が吸収されて鼻が短く上向きになりませんか?
■この手術で鼻をほんの少し下に下げる事は可能ですか

A  間に挟む軟骨は1枚でも強度は問題ありません。これはこの軟骨一枚で支えるのではなく、もともとの鼻翼軟骨を三次元的に組み立てるために生まれる強度です。軟骨の吸収の確率ですが、鼻中隔延長術においても一度生着した軟骨が吸収されるとは考えておりません。軟骨量の少ない鼻尖縮小術の軟骨生着率はかなり高いものと思っております。一度落ち着いた形が変形することなどもこれまで経験がないようです。鼻の向きを下向きにすることは、鼻翼軟骨の大きさが大きい場合は多少可能ですが、一般的には難しいと思います。下向きにするには鼻中隔延長術を選択することが多いようです。

鼻尖を小さくしたい

鼻尖を尖らせるというより小さくしたいんですが、I型プロテーゼを入れることによって小さくすることはできるでしょうか?

A  鼻尖を小さくしたい場合やはり鼻尖縮小術が適応になります。I型のインプラントは通常当院では鼻尖部までは入れることはありません。鼻先の手前まではI型プロテーゼで高くできますので、鼻筋が通った感じになりスッキリと見せることは可能かもしれません。

鼻翼縮小術の修正について

私は4年前に小鼻縮小と鼻尖形成をやったのですが、両側の鼻の付け根に2ミリくらいのこぶ?があります。毎回皮脂が溜まるのですがそれを絞って出しています。これを除去することは可能ですか?
手術を受けたところに行っても適当で対処してくれませんでした。
もう一度鼻を整形したく思っています。
でもそれは以前のようなメニューではなく鼻の付け根の幅を狭めたいものです。その場合の手術はございますか?

A 両側の鼻の付け根にこぶがあり、皮脂がたまりやすいとのことですが、切除する、あるいは高周波メスで焼灼することで治すことが可能と思われます。切除は最小限で可能と思われますが、小鼻がより小さくなる恐れもありますので、状態を見て適切な治療を選択する必要があります。
鼻の幅を狭くする手術には鼻翼縮小術があります。鼻翼縮小術(内側法)は傷跡が鼻の外側にほとんど残らないので人気の施術です。十分に鼻の幅を狭く控えめにすることができる施術です。鼻翼縮小術(外側法)は鼻翼自体を小さくすることができますので、張り出しが強い方に向いている術式です。現在のご状態とご希望の形態から最適な方法をご提案いたします。

鼻翼縮小術について

鼻翼の大きさに悩んでいます。鼻翼縮小施術をしたいのですが、腫れや傷跡が心配です。
また施術後、抜糸するまでは施術跡は目立ちますか?

A 鼻翼縮小は比較的腫れの少ない手術で、大きく目立った腫れを引き起こす心配はほとんどないと思います。術後縫合部は抜糸まで4~5日間は細い糸がついております。
その間はマスク等で過ごされて、抜糸翌日からファンデーションで傷の赤みを隠していただいております。
傷跡に関しては、最小限となるよう形成外科的に丁寧に縫合しております。ご心配であればより傷痕の目立ちにくい内側法をおすすめいたします。

小鼻の大きさを小さくしたい

鼻筋は通っているのですが、小鼻が広がっているので笑うときに気にしてしまって思いっきり笑えません。鼻筋をそのままに小鼻をきゅっと小さくすることはできますか?

 

A
小鼻の広がりを改善させる方法としては鼻翼縮小術が適応になります。
鼻筋は手をつけず小鼻のみを小さくすることは鼻翼縮小術によって結果がしっかりと得られます。
ただし鼻翼縮小術を行うことで鼻翼が小さくなりますが、相対的に鼻先が太く見えるようになることはあり得ます。
大きく変化させたい場合は鼻翼縮小術(外側法)が適応になります、幅を狭くしたいということであれば鼻翼縮小術(内側法)で十分効果が期待されます。

 

 

鼻整形の失敗について

小鼻が張っていたため、鼻翼縮小の手術をしました。
元々微妙に左右の小鼻の広がり方が非対称でしたが、術後明らかに左右の鼻のバランスがおかしくなりました(鼻の穴の大きさも違います。)

右の鼻がつぶれているような感じですごく嫌です。

再度手術をして治せるのでしょうか?

一度失敗したものがもとの希望通りに修正できるのでしょうか?

 

A
鼻翼縮小術後の左右差については、再度鼻翼縮小術をおこなうことで修正が可能な場合もございます。
組織を切除しすぎで変形しているとしたら元に戻す手術は難しいかもしれません。
潰れた感じは鼻翼を引き締め、鼻翼の立ち上がりを形成することで改善する可能性があります。

 

10代の鼻整形

私は16歳の女子高生ですが、鼻尖修正と鼻翼縮小をしようと思ってるんですが、10代で手術をすると将来崩れますか?
プロテーゼを入れたときに後から皮膚から出てくるとか聞いたことがありますが、鼻尖修正と鼻翼修正でもそのような崩れはありますか?

 

A 
16歳であれば鼻の成長は大半終わっていると考えます。
現在大きな鼻で悩んでいるのなら、鼻尖縮小術、鼻翼縮小術は良い術式になります。
適切な手術を行えば一度術後に安定した形が崩れることはありません。
プロテーゼを用いた手術を行う場合、皮膚から露出するリスクはゼロではありませんが、異物を用いない鼻尖縮小術、鼻翼縮小術では、結果が経過とともに大きく変わってしまうというリスクは考えにくいと思います。

 

 

他院で行った手術後の鼻先の丸みについて

鼻尖修正の整形をした方の症例を見ると、横から見たときに、鼻の先の部分が丸く盛り上がるようになっている感じがするのですが、鼻尖修正手術を行った方はみなさんそうなるのでしょうか?

 

A 鼻尖を細くした際に横から見ると丸く見える変形をPollybeak変形と呼びます。丸く大きな鼻先を強制的に細くして皮膚を寄せると、どうしても皮膚が余るため鼻先の上の部分が盛り上がってしまいます。この部分を理解した上で手術をしないと、この変形が生じることが少なくないようです。そのような変形を考慮し、私共では鼻尖縮小術(3D法)を行っております。この方法は鼻先に軟骨移植を行うことで余った皮膚を下方向に伸ばすことに利用し、より横からもシャープな印象に鼻先を細くする方法です。この変形が生じた場合の修正術には他にも鼻先上部の盛り上がった部分の皮膚切除をおこなうことで改善させる方法もあります。

 

5 / 5145