鼻中隔延長術のみでも鼻先は高くなりますか

鼻中隔延長のみでも鼻先は高くなるのですか?
その場合、ダウンタイムはどのくらい必要ですか?

A 鼻中隔延長術は鼻先を自然にしっかりと高くする術式です。
隆鼻術+眉間プロテーゼ手術、あるいは鼻背部軟骨移植術などと組み合わせ、鼻全体を整える際にも使用いたします。
ダウンタイムは鼻先を中心に形成する場合ですと約1週間です。

眉間プロテーゼ+隆鼻術に用いる素材について

眉間プロテーゼ、隆鼻術に使うものはシリコンプロテーゼ、ゴアテックス、自家組織、のどれが適していますか?
ネットで調べたらシリコンプロテーゼは石灰化がおきるため入れ替えが必要、ゴアテックスはシリコンプロテーゼより感染しやすいなど出てきて、少し心配です。
できるだけリスクが少なく半永久的に安全に使用できるものを使いたいです。

A 眉間プロテーゼ+隆鼻術に使うプロテーゼは基本的にゴアテックス製プロテーゼになります。特別注文プロテーゼによりシリコンで眉間から一体型のプロテーゼをオーダーメイドすることもできます。シリコンもゴアテックスも生体内で半永久の素材とされています。
当院ではゴアテックス製プロテーゼを多用しておりますが、シリコンプロテーゼと比較し感染しやすいという印象は持っておりません。細心の注意を払って手術を行っておりリスクを最小限にする努力を致しております。

鼻プロテーゼについてどのように形を作るのでしょうか?

鼻のプロテーゼについて、レントゲン撮影してプロテーゼを作る医院と顔型や実際顔に当てプロテーゼを調節する医院とがありますが、やはりレントゲンを使用して作ってくれるほうが先のことを考えると良いのでしょうか?
値段も医院によりすごく違うので、安く済むなら嬉しいことですが、1番は将来的に安全かというとこだと思うので、どこでやればいいやら悩んでいます。
プリモ麻布十番クリニック様は先生が学会に入っていらっしゃり、専門医ということで、とても気になっています。
あと、ダウンタイムはどれくらいでしょうか?
なんとなく腫れてる程度ならいいのですが、内出血が化粧やマスクでカバーできないくらい出る期間というか、本当に人前に出られない期間はどれくらいありますか?

A 当院ではCTを事前に撮影して、そのデータからご自身の実体モデルを作成し、完全オーダーメイドプロテーゼ作成も行っております。
通常は、手術中に直接顔に当て削り出してご希望の形を作成し、実際にポケットにいれてさらにフィットするように微調整を行います。
ダウンタイムについては腫れと内出血によるところが大きくなります。
通常1週間程度で大丈夫なことが多いようですが、内出血が万一強く出た場合は2週間程度吸収までにかかる場合もございます。
内出血が起こりにくいよう、当院では術後に吸引ドレーンを用いております。
鼻周囲の内出血は医療用のコンシーラーを用いてある程度はカバーが可能かと思われます。

眉間ゴアテックス製プロテーゼは抜去しにくいですか?

眉間ゴアテックスについてですが、ゴアテックスはプロテーゼよりも自然で安全性が高いと聞きましたが、万が一取り出すとなった場合、取り出すのがとても困難だと聞きましたが実際はどうなのでしょうか?
鼻中隔延長ですが、鼻先を伸ばすだけでなく、鼻先を高くすることは可能なのですか?
眉間を高くするとなると私の場合、鼻先とあでこがあまりたかくないので、不自然(または整形顔)にならないか少々不安です。

A ゴアテックスは比較的安全なプロテーゼと考え使用いたしております。
もちろん不要になった場合に抜去することは簡単に可能です。
鼻中隔延長術では鼻先を高くすることももちろん可能な術式となっております。
ご希望に合わせ向き、高さを調整いたします。
眉間については、高くするイメージよりも、おでこから鼻へ自然なラインを作るということを重視し用いております。
高くなりすぎて不自然ということは避けたいので、デザインを重視しますが、万一高いので抜きたいということももちろん可能です。
部分的な調整も可能です。

ハンプのある鼻背ライン(鷲鼻)をプロテーゼで作成するとずれやすくなりますか?

プロテーゼでパンプのある鼻背ライン(鷲鼻)を作ると、プロテーゼがずれたりする可能性はありますか?

A プロテーゼで鷲鼻を形成することは可能でございます。
一般的に高く大きなプロテーゼはずれやすい傾向があります。
ハンプを作ろうとするとやはり大きなプロテーゼが必要となりますので、
ずれる可能性は通常よりはやや高くなってしまいます。
当院ではずれを防止する為にプルアウト固定をしっかりと4箇所で行った上、
外固定としてギプス固定を術後5日間行います。
それらが外れたのちにはご自身で注意いただくよう指導しております。

鼻の手術を複数回受けているが、鼻中隔延長術は可能でしょうか?

私は、20年ほど前、L型プロテーゼによる隆鼻術を受けました。
元来鼻根部が低く、眉間部が張り出していたため、眉間の張り出しに合わせて鼻根部および鼻全体を高くすることを望んで手術を受けた次第です。
段階的に3度にわたって隆鼻術を受けましたが、3度目に右の鼻孔に変形が生じたため、耳介軟骨皮膚移植術にて修正しております。
年月の経過と共にプロテーゼの石灰化によるしこりが生じ、2年前に、L型シリコンの先端に右耳から採取した耳甲介軟骨を乗せたプロテーゼに入れ替えました。
しかし、感染と思われる炎症のため抜去、I型プロテーゼ+鼻先軟骨移植(左耳甲介軟骨)を行いましたが、高さが低くなり、鼻先が太くシャープさに欠けた感じがします。
個人的にはL型を入れていた時の方が形は気に入っております。

 最近、貴院のホームページにて鼻中隔延長術という手術のあることを知り、肋軟骨による手術を受けたいと考えるようになりました。
また、鼻根部から鼻尖部にかけてもう少し高くすること、鼻尖部をもっと尖らせることを希望しております。
そこでお伺いしたいのですが、
・鼻孔縁及び鼻先に軟骨が移植されている状態、右の鼻孔に変形、瘢痕がある状態で、本手術を受けることは可能でしょうか。
・軟骨移植は時間の経過とともに変形あるいは吸収されていくと聞いたことがあるのですが、手術結果の安定性はどうなのでしょうか。
鼻背部に移植した場合と、鼻中隔延長に使用した場合とでは血流の関係などで術後の変形、吸収に差があるのでしょうか。
・現在両耳にはあまり軟骨が残っていない状態ですが、その場合でも鼻尖形成は可能でしょうか。あるいは肋軟骨にて鼻尖形成もできるのでしょうか。

A
 
鼻の手術を繰り返していらっしゃるご様子ですが、鼻中隔延長術は肋軟骨によって十分に可能です。内部の瘢痕がきつい場合、皮膚の伸びもあまりよくないため、伸ばせる限界はあります。組織の血流が悪くなっていると推察されますので、感染の可能性も通常よりもやや高くなります。
鼻中隔延長術は自家組織移植のため、一度生着したものが吸収され変形することはほとんどないと考えております。当院のこれまでの実績からも数年で変形した、吸収されたと思われる症例はありません。

鼻尖縮小術を他院でしたがふくらみがきになる。鷲鼻も改善させたい。

鼻の整形を検討しております。
以前に鼻尖縮小、軟骨を鼻先移植するのを受けております。
鼻尖縮小をしましたが、ふくらみが気になるのと、すこし鼻が鷲鼻までいきませんがまっすぐではありません。
出ている部分を削るか、眉間プロテーゼを(もしくは両方)考えております。
あと小鼻が少したれているのですが、これは小鼻縮小で改善されますでしょうか。
また鼻先にある軟骨(耳軟骨)をいれなおしすることは可能ですか?
もう少し下げたいです。(小鼻がたれていることから鼻先が気になります)

A 鷲鼻傾向の鼻をまっすぐにするには隆鼻術、眉間プロテーゼ手術は有効です。ご状態によっては出ている部分を削る整鼻術が良い場合もございます。
鼻先をもう少し下げたい場合、鼻中隔延長術が適応になります。
小鼻が垂れているのを改善させる手術は鼻孔縁挙上術がお勧めです。
鼻翼縮小術では垂れた感じはそのまま残ります。

鼻中隔延長術、鼻孔縁挙上術は小鼻縮小術の後どのくらい期間を開けるとできますか?

8月9日に鼻のプロテーゼの入れ替え、小鼻縮小の手術を他院でしたのですが、鼻中隔延長術は先の術後どのくらいの期間で手術可能でしょうか。
また鼻孔縁挙上術も同様にどのくらいの期間で可能でしょうか。
よろしくお願いします。

A ご状態にもよりますが、緊急の場合はどちらもすぐにでも手術をすることが可能です。
待てる場合は3カ月程度ご様子を見られた後にご検討されても良いかもしれません。

鼻のプロテーゼが入っていますが、そのまま鼻中隔延長術を受けられますか?

いま鼻にプロテーゼが入ってるんですが、これをそのまま使って鼻中隔延長術はできますか?
また未成年が手術を受ける際はなにが必要になりますか?

A 鼻中隔延長術は今入っているプロテーゼをそのまま用いることも可能です。
ただし鼻先が高くなるあるいは向きが変わることで、今入っているプロテーゼが合わなくなる場合が多く、入れ替え術や加工術を合わせてすることがほとんどです。
 未成年者が手術を受ける際には保護者様の同意書が必要となります。

他院でプロテーゼを入れたら鼻先が上向きになりました。プロテーゼの入れ替えで改善しますか?

他院で鼻にI型プロテーゼをいれたのですが、プロテーゼの位置がやや上にはいってるせいか、鼻先が上に向いたかんじになってしまいました。
この場合、鼻中隔延長術はせずにプロテーゼ入れ替えだけでは改善しませんか?

A 鼻の高さが低くなっても良ければ、一度プロテーゼを抜去してみると良いかもしれません。鼻の高さを維持したい場合には、一般的にはプロテーゼによって上を向いた感じになった場合、鼻中隔延長術によって下向きに修正する方法が状態を改善させる唯一の方法かと思います。

2 / 7123...最後 »