プロテーゼ入れ替え術、鼻尖縮小術、鼻翼縮小術後の経過について

隆鼻術(プロテ)&他院プロテ抜去、鼻尖縮小術3D法、鼻翼縮小術(外側)を希望しています。地方から宿泊で行きたいので、抜糸等は何日後になるか教えて戴きたいです。また、メイクをできるまでは何日かかりますか?

A お考えの手術内容であれば、通常は術後5日目前後にギプス除去と鼻の外側の抜糸をして、7~14日目に鼻の中の抜糸をしておりますが、ご遠方で通院が頻繁には難しい方は、まとめて処置を7日目に受けて頂くことも可能です。メイクを早めにご希望であれば、5日目前後の鼻の外側の処置が終われば可能です。

隆鼻術の腫れについて

鼻の整形についてなのですが、隆鼻術をした場合どの程度の腫れがあるのでしょうか…

また手術をする場合、入室から退室までの時間はどのくらいみたらよろしいでしょうか?

A   当院では隆鼻術の場合は1週間程度お休みを取る方が多いのですが、固定のテープ、ギプスは3~5日ほどで外せますので、お急ぎの方はその翌日からメイクができますのでお仕事に行かれています。腫れ具合はなかなかメールではお伝えしにくいですが、当院ブログ症例を見ていただいき、モニターさまの経過写真を見られますと分かりやすいかもしれません。

 当院では手術中にオーダーメイドで加工をいたしますので、手術時間は1時間程度です。当日は手術前にもデザイン確認のためにカウンセリングのお時間を頂いたり、静脈麻酔で受けられた場合は覚めるまで1時間程度お休みただいたりしておりますので、少し余裕を持ってお越し下さい。

鼻孔縁形成術の術後について

鼻孔縁延長でギプスは必ずしなければならないのでしょうか?

A 鼻孔縁を延長し鼻の穴を見えにくくする手術は当院では鼻孔縁形成術と呼んでおります。耳介から皮膚軟骨複合組織を移植して形成する方法です。鼻孔縁形成術の術後はギプスを用いることがありますが、希望されない場合は用いないでも手術は可能です。鼻孔にレティナーというシリコン製の総合を縫合固定しますが、こちらは必ず必要な手技となってまいります。

鼻翼縮小術の術後について

鼻が横に広がっているのが悩みで鼻翼縮小術を考えております。
術後にはギブスやテープ等で、固定しなければならないのですか?
私は家族と暮らしているので、できれば、手術後、手術をしたとばれたくありません。
ばれない方法で手術は可能でしょうか?
もし、ギブス等をするとすれば、何日間くらいなのでしょうか?

A  鼻翼縮小術の場合、通常ギプスやテープによる固定は行いません。縫合部に糸が付いているのは5日間ほどです。
 通常マスクで隠れますので、食事のタイミングを調整することができれば、ご家族の方にも気づかれにくいのではと思います。

鼻中隔延長術に伴う軟骨の吸収の可能性について

鼻中隔延長術で起こるリスクのことですが、何年か経って移植した軟骨が吸収されて元に戻ってしまうケースはあるのでしょうか?
またプロテーゼを挿入して何年か経つと鼻先が赤くなってしまうということはあるのでしょうか?

A 鼻中隔延長術手術後に何年も経過して移植軟骨が吸収されて元に戻った症例はこれまでに経験がありません。何年も経過していれば軟骨は完全に生着して安定していますのでまず吸収されることはないと考えています。
 プロテーゼを入れて鼻先が赤く
なってしまうというのは、L型プロテーゼを入れた場合に起こりえるトラブルです。
 鼻
中隔延長術ではプロテーゼはI型を用いるのでプロテーゼが原因で鼻先が赤くなることはありません。ただし、鼻中隔延長術によって鼻先を伸ばす場合、皮膚が薄くなることはありますが、異物が原因で薄くなるよりも格段にリスクは少ないと思っております。軟骨は生きた組織であり、周囲に血行がありますので、万一の損傷の際にも創傷治癒機転が働きます。延長が原因で皮膚に穴が開いた症例はこれまで経験がございません。

鼻中隔延長術後の軟骨の吸収について

鼻中隔延長術は将来的に見ると耳から移植した軟骨が吸収されて変形する可能性がある上に、鼻の組織と癒着してしまって、修正が非常に困難になると知りましたが、本当でしょうか。
また、鼻孔縁形成手術(鼻翼部耳介軟骨移植)でも耳軟骨を使用しますが、これも年数が経つと周りの皮膚に癒着して、取り除くことは困難でしょうか。

A 鼻中隔延長術後、耳介移植軟骨の吸収変形について、当院で経験した鼻中隔延長術後の軟骨の吸収症例は、約400症例中、感染を併発した1症例のみと考えております。
経験した範囲では通常経過中に明らかに吸収され変形した症例はないようです。
手術を行う限りどのような手術も瘢痕組織ができ癒着はおこります。何度も手術を行うことが前提ならどのような手術でも2回目はやりにくくなります。ただし、適切な手術後の正常な癒着であれば、当然修正もやりやすく問題がないことが多いようです。
当院では他院修正例も多数手掛けておりますが、癒着がひどい症例も適切に手術をおこない改善させることができております。

鼻孔縁形成術も同様です。もしも移植組織を取り除く必要性があれば、丁寧な手術を行うことで除去する事は可能です。
鼻中隔延長術は、現在ある数々の手術術式の中ではとても安定して良い結果が得られる手術と考え、当院では好んで用いております。

鼻中隔延長術後の鼻詰まりについて

もともと鼻炎の症状があり、よく鼻づまりをするのですが、この鼻中隔延長術の手術をした後はさらに鼻詰まりがひどくなるといったトラブルが起きた人はいらっしゃいますか?

A  鼻中隔延長術の術後は炎症による腫れのため鼻づまりが起こります。この鼻づまりは腫れが落ち着いてくると通常は解消いたします。
軟骨を移植した分だけ鼻腔は狭くなりますので、もともとの状態によっては鼻づまりがひどくなる可能性もあると考えます。極力鼻腔通気を妨げないよう軟骨移植を行っております。術前の鼻腔通気の検査も行い、術後の評価に役立てております。
鼻詰まりの改善方法は、移植軟骨が安定した時期に狭くしている原因部分を切除し鼻腔を広げる手術、spreader graftを移植し鼻腔を広げる手術などで改善いたします。手術での改善を図る方の割合としては1%程度です。

隆鼻術後の鼻プロテーゼの安定度について

隆鼻術ではオーダーメイドプロテーゼを入れると思うのですが、鼻をつまんだり、鼻に物をぶつけたりするとずれたりするトラブルになる可能性はありますか?
それともその程度じゃびくともしないのでしょうか?

A 隆鼻術の際に用いる鼻プロテーゼは、術後早期は強く力を加えるとずれる恐れがありますので注意が必要です。当院では骨膜下にしっかりとプロテーゼを入れております。術後1-2ヶ月もすればしっかりと固定されますので、つまむくらいでずれたりすることはありません。
鼻に物をぶつけた際に負う外傷は、プロテーゼのあるなしに関わらず、衝撃の強さによると思います。鼻骨はプロテーゼが入っていることで緩衝材となり、反対に骨折しにくくなる可能性があると思います。

鼻翼縮小術の経過について

鼻翼縮小術に興味を持っているのですが、抜糸までの期間中、糸はどれくらい目立つのでしょうか?マスクなどで隠さないと目立ちますか?

A.

鼻翼縮小術には内側法と外側法があります。
腫れや内出血などはあまりない手術です。
縫合する糸は、極細いものですが、かさぶた等も付着すると少し気になります。
内側法の場合、鼻の穴の入口あたりのみ細い糸で縫合しますので、それほど近くで見ない限り目立ちません。
外側法の場合は、鼻翼の外側まで縫合しますので、多少目立つかもしれません。
マスクを着けていれば問題ありませんが、抜糸までの4-5日お休みがあると安心かもしれません。

最近隆鼻術+小鼻縮小+鼻尖修正を行いました。 1カ月後に同窓会がありますが、友人に気づかれる可能性はありますか?

最近、鼻の整形を行いました。1か月後に高校の同窓会があるのですが、整形したことを気づかれるでしょうか?

一般的に、隆鼻術などの鼻の整形を行った時、腫れはどのぐらいでおさまってくるものでしょうか?

自分の顔に見慣れないせいか何となく不自然さを感じるのですが、完全に腫れがおさまれば、

気にならなくなるものでしょうか?

 

A
鼻の手術後は、通常1週間から10日間程度でほとんどの腫れは引いてしまう印象です。
眉間プロテーゼを用いた場合は若干の浮腫みが1ヶ月程度続くことは稀にあります。
プロテーゼ入れ替え術等の修正の場合は若干長くなる傾向もあります。
組織の浮腫みが落ち着きなじんでくるのに3ヶ月くらいかかる方もいらっしゃいます。
その頃には見慣れてくるのではないでしょうか。
どうしても気になる場合はプロテーゼ入れ替えの手術をお勧めいたします。

 

 

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