鼻プロテーゼ入れ替え術

プロテーゼが曲がった、触ると動くのでばれるのが心配、鼻が高すぎる、形が気に入らない、変形してきた、鼻先が上向きになってしまった、鼻先の皮膚が薄くなってきたなど、さまざまな理由からプロテーゼの入れ替えが検討されます。

当院では鼻腔内から適切にプロテーゼを除去し、入れていた空間を綺麗に洗浄し、新しいプロテーゼを用い最適な鼻形態に整えます。

トラブル例

①鼻筋のプロテーゼが浮き出て分かる。鼻先がとがりすぎて不自然。触ると動く。

浮き出る

②鼻先が赤くなってきた。

赤くなる

③プロテーゼが曲がっている。

曲がる

④下からの形が不自然

不自然

プリモのこだわり

  • 単純な入れ替えはクローズドアプローチを用い、傷は鼻の穴の中のみで目立ちません。
  • 鼻先まで形成する場合にはオープンアプローチを用い確実に修正いたします。
  • 基本的に用いるプロテーゼはI型のプロテーゼで、L型は使用いたしません。
  • プロテーゼの素材はゴアテックス、シリコンの選択が可能です。
  • 静脈麻酔により手術を行うので痛みや怖さの心配はありません。
  • ただ入れ替えだけでなく、鼻中隔延長術などと組み合わせることにより、理想的な形を形成することができます。

方法

①プロテーゼを入れ替えるのみの場合

L型プロテーゼ → I型プロテーゼ
基本的に鼻腔内から前の手術の傷を利用しプロテーゼを摘出します。ご希望により、ゴアテックス製プロテーゼを用い眉間から形成することでより自然な鼻形態にすることができます。

②プロテーゼを入れ替え、変形した鼻先を綺麗に整える場合

側頭部から筋膜を採取し、鼻先へ移植します。採取部の傷は目立ちません。

L型プロテーゼ → I型プロテーゼ + 鼻尖形成術(側頭筋膜移植術)

プロテーゼによって鼻先が様々な問題を起こしていたり、抜去後に鼻尖の変形が予想される場合は、オープンアプローチから、脂肪や側頭筋膜移植などの軟部組織、あるいは軟骨移植を行う場合があります。ご希望により、ゴアテックス製プロテーゼを用い眉間から鼻を形成することができます。

③プロテーゼを入れ替え、鼻先の向きを変えたり、高さをより高く積極的に美しくする場合

L型プロテーゼ → I型プロテーゼ + 鼻中隔延長術
プロテーゼの不具合を修正し、鼻を理想的な美しい形に形成します。鼻中隔延長術によって鼻先が高く下向きになり、人工的だった形態が自然な美しいバランスに変わります。E lineも改善し口元も控えめになるなど輪郭に与える良い効果が大きい手術になります。この場合も、ご希望により、ゴアテックス製プロテーゼを用い眉間から鼻を形成することでおでこからのつながりが改善し、より自然な鼻形態が得られます。

Q&A

  • 手術後の腫れはどのくらいでひきますか?
  • 手術後1週間ほどでひいてしまいます。眉間まで形成した場合には2-3週間の軽いむくみが続くことがあります。
  • お化粧はいつからできますか?
  • テーピングやギプスをした場合、手術から5日目に外しますので、翌日からメイクが可能になります。
  • 一度抜いた後、再びプロテーゼを入れることはできますか?
  • 一度抜去して、しばらくしてからのプロテーゼ再挿入ももちろん可能です。その場合、抜去術から1カ月ほど期間をあけると、術後の腫れの影響がほとんど無くなり、正確な形の評価が可能になります。
  • 手術は痛いですか?
  • 基本的に静脈麻酔下に手術を行いますので、術中痛みを感じることはありません。局所麻酔下の手術を希望される場合、ブロック麻酔を併用し、麻酔を打つときの痛みが最小限となるよう工夫しております。
  • ゴアテックスで隆鼻していますが入れ替えできますか?
  • ゴアテックス素材のプロテーゼも入れ替え可能です。ご要望に応じ高さの調整、太さの調整、眉間部分からの調整を行うことができます。

料金

鼻プロテーゼ入れ替え術 400,000円
鼻尖形成術 +350,000円
鼻中隔延長術(修正費含む) +900,000円
※表示金額は税抜価格となります。

症例写真はこちら

症例

①40歳女性 鼻中隔延長+鼻プロテーゼ入れ替え術(L型→I型)

ドクターコメント

術前にはL型プロテーゼが10年間以上入った状態でした。プロテーゼの入っている位置がやや上のためか鼻先が上を向いてみえました。
鼻中隔延長術+プロテーゼ入れ替え(L型→I型)により鼻先が下向きに綺麗に整いました。

摘出したプロテーゼ

L型プロテーゼの下脚が長いタイプでした。このようなタイプは鼻先が上向きになりやすいようです。
鼻中隔延長術(耳介軟骨)+I型プロテーゼにより修正を行いました。

症例

②20歳女性 鼻中隔延長+鼻プロテーゼ入れ替え術(L型→I型)

ドクターコメント

術前はL型プロテーゼが入っています。
鼻先がやや上向きで、横から見て丸く低いのを、最大限高く下向きにしたいというご希望でした。鼻中隔延長術とプロテーゼ入れ替え術(L型→I型)を行っています。

摘出したプロテーゼ

L型プロテーゼの細いタイプでした。このようなタイプは鼻筋がやや不自然に細く、プロテーゼの輪郭が出やすいようです。
鼻中隔延長術(耳介軟骨)+I型プロテーゼにより修正を行いました。

症例

③22歳女性 鼻中隔延長+鼻プロテーゼ入れ替え術(L型→I型)

ドクターコメント

術前はL型プロテーゼが入っています。外国人のようになりたく、最大限高く下向きにしたいというご希望でした。鼻中隔延長術とプロテーゼ入れ替え術(L型→I型)を行っています。

摘出したプロテーゼ

L型プロテーゼの細いタイプでした。このようなタイプは鼻筋がやや不自然に細く、プロテーゼの輪郭が出やすいようです。
鼻中隔延長術(耳介軟骨)+I型プロテーゼにより修正を行いました。

症例

④26歳女性 鼻中隔延長+鼻プロテーゼ入れ替え術(L型→I型)

ドクターコメント

L型プロテーゼによるアップノーズを修正し、下向きの鼻にしたいという希望から、鼻中隔延長術、鼻プロテーゼ入れ替え術(L型→I型)を行いました。

摘出したプロテーゼ

L型プロテーゼの下脚の短いタイプでした。このようなタイプでも鼻先がやや不自然に細くなり、入れる長さによって上向きになってしまいます。
鼻中隔延長術(耳介軟骨)+I型プロテーゼにより修正を行いました。

症例

⑤22歳女性 鼻中隔延長+鼻プロテーゼ入れ替え術(L型→I型)

ドクターコメント

術前はL型プロテーゼが曲がって入っていました。鼻中隔延長術、鼻プロテーゼ入れ替え術(L型→I型)によりバランス良く鼻が高くなりました。

摘出したプロテーゼ

L型プロテーゼの下脚の短いタイプでした。このようなタイプでも鼻先がやや不自然に細くなり、入れる長さによって上向きになってしまいます。この症例は曲がって入っていました。曲がる癖を矯正するよう新しいポケットを作成しました。
鼻中隔延長術(耳介軟骨)+I型プロテーゼにより修正を行いました。

術後経過・リスク・副作用・合併症について

術後経過について

手術後の腫れ・むくみ
一週間程度で引いていきます。術後しばらくは腫れやむくみのため思ったより鼻が大きいと感じることがありますが、徐々に引いていきます。仕上がりは約6ヶ月です。
化粧
手術後5日間ほどギプスやテーピングで固定いたします。ギプスは除去後から化粧が可能になります。テーピングの場合はその上から化粧を行っても大丈夫です。固定しない場合は手術後当日から化粧をすることができます。
手術後の内出血
稀に発生することがあります。内出血が生じると鼻周囲、まぶた、頬などが紫色や黄色っぽくなります。個人差はありますが、通常1~2週間で徐々に吸収され消失いたします。
手術後の違和感
手術後鈍い痛み、鼻に違和感を生じることがあります。多くの場合、数日で消失いたします。
ドレーン(管)の留置
皮下に血液がたまることを防ぐために、鼻腔内にドレーンを留置することがあります。その場合は1~2日後に抜去します。翌日、翌々日に通院が必要な場合があります。
傷跡
プロテーゼの入れ替えは基本的に鼻腔内から行うため、顔表面には傷は一切残りません。同時に軟部組織や軟骨移植を行う場合は採取部に傷が残りますが、ほとんど目立ちません。
鼻先の感覚が鈍くなる
術後、鼻先の感覚が鈍くなることがありますが、一時的なものがほとんどです。
鼻出血
手術後、鼻から出血がみられることがあります。鼻の穴を必要以上に弄ったり、指などを入れないようにしてください。

リスク・副作用・合併症について

プロテーゼの動揺
プロテーゼは骨膜下に挿入しますので、通常プロテーゼが動揺することはありませんが、入れ替えの場合、術後の問題が生じた場合などに動揺する可能性があります。必要に応じ修正手術で矯正いたします。
鼻づまり
手術後は腫れのため鼻づまりが起こることがあります。腫れが引くとともに解消されますが、解消されない場合、手術が必要となることがあります。
感染
稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染した場合、抗生物質点滴、洗浄処置、膿が溜まっている場合は小切開排膿を行い、場合によっては異物の除去などの処置が必要です。
鼻が高すぎる、低すぎる
術後の鼻の高さがイメージと異なることがあります。必要があれば鼻の高さを調整する修正手術を行います。
プロテーゼの輪郭が浮き出る
加齢などにより皮膚が薄くなるとプロテーゼの輪郭が浮き出てくることがあります。ヒアルロン酸注入またはプロテーゼの抜去・入れ替えにより修正することができます。ヒアルロン酸注入の場合、ある程度輪郭を滑らかにすることができますが、その分鼻筋が高くなります。

起こりうる可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。